保育士必見!評判の悪い転職先を見分ける方法とは?

保育士の転職で情報を集めていると、評判の悪い保育園を目にすることもあります。ブラック企業という言葉が世間に浸透していますが、保育業界でもブラック保育園と呼ばれているところはあります。今回は、転職で評判の悪い保育園を見分ける方法を考えてみました。
目次
ブラックな保育園の特徴
まずは、ブラック保育園と呼ばれる評判の悪い保育園にはどんな特徴があるのか調べてみました。
特徴1 労働時間の管理ができていない、サービス残業が当たり前
通常は出勤、退勤の際にタイムカードや勤怠システムなどで打刻を管理するものですが、ブラック保育園では出退勤時間を厳密に管理していないことが多いようです。タイムカードがないため何時に来て何時に帰ったのか記録されておらず、残業をしたのに定時退社したことになっているなんてことも・・。ブラックな保育園の保育士はサービス残業をしながら、書類作成や行事準備に追われているのです。
特徴2 園長のお気に入りかどうかで昇給が決まる
女性が多い保育士の職場は人間関係の悩みも多いですが、中には園長に気に入られればボーナスが上がる、という謎のルールのあるブラック保育園もあるようです。信じられない話しですが、実際に起きていることです。保育園の実質のトップは園長になるので、園長が査定を決める保育園もあります。そのため、嫌われている保育士が低く評価されるというケースも十分あり得ます。
ホワイトな保育園の特徴
冒頭から保育園に対して暗いイメージを持ってしまったかもしれませんが、労働環境がしっかりしていて良好な人間関係を築いている保育園ももちろんあります!次はホワイトな保育園の特徴を見ていきましょう。
特徴1 労働時間の管理がでてきていて休暇取得にも積極的
タイムカードがあり保育士一人ひとりがきちんと打刻を行っていること、また有給休暇も取れている保育園はホワイト保育園と言えるでしょう。人手不足の保育園は保育士が常に足りない状況のため、誰も有給休暇を取得していないということもあるかもしれません。注意しましょう。
特徴2 保育士の年齢に偏りがない
保育士の職場も一般企業と同じように、経験年数の長いベテランの保育士が若い保育士を教育しながら育てていくのが理想的な形です。保育士の年齢に均等が取れていれば、教育環境が整っている可能性が高く、良い労働環境と言えるでしょう。
評判の悪い転職先を選ばない方法
ブラック保育園とホワイト保育園の特徴が分かったところで、では保育士が転職する時に評判の悪い転職先を選ばないためにはどんなことに注意すれば良いのでしょうか。自分に合った転職先を選ぶ方法を考えてみたいと思います。
方法1 園見学に行き、保育士に活気があるか確認する
ホワイトな保育園を見つけるためには、まずは園見学をやっているかどうかを確認しましょう。保育園側も良い保育士さんを求めていますから、その保育園に合っているかどうかを確認するために園見学を受け付けていることが多いです。また見学へ行った時には、働く保育士の様子もチェックしましょう。人員配置が基準を満たせているか、保育士の表情・仕事ぶりが活気あるものかどうかを確認しておくと良いでしょう。
方法2 求人情報に、残業についての記載があるか確認する
求人サイトなどで気になる求人情報を見つけたら、残業に関する明記があるか確認しましょう。ホワイト保育園であれば、残業が保育士にどれくらい負担がかかるのかを理解していますし、残業代の算出方法をしっかり記載している保育園もあります。逆にブラック保育園の場合は残業代を払いたくないため、記載していなかったりあやふやな記載になっていたりするので注意しましょう。
まとめ
今回はブラック保育園、ホワイト保育園のそれぞれの特徴と、保育士が転職する時に評判の悪い保育園を選ばない方法についてお話ししました。自分らしい働き方ができるように、ホワイト保育園を見つけましょう。また、一人で転職活動していると情報が限られてしまうこともあります。転職エージェントや転職サイトを活用して、より多くの情報から良い保育園を見つけましょう。