保育士に多いうつ病の原因とは?対策と予防について

人と関わることの多い保育士は、うつ病になりやすい仕事の一つと言われており、それが原因で休職や転職を選択する人も増えています。人間関係のトラブルやハードな業務によって精神的に疲れたりストレスが溜まってしまったりすることはあると思いますが、皆さんはそういった疲れを上手く発散して対処できていますか?保育士の人材不足や労働環境が課題となっている昨今で、保育士の心のケアは重要な課題と言えるでしょう。今回は、保育士とうつ病の関係について考えてみたいと思います。

うつ病とは?特徴について

うつ病とは精神疾患の一つで、気分がすぐれず「鬱」の状態となり心身ともにさまざまな症状が出る気分障害です。一般的にも広く知られている代表的な心の病であり、症状が2週間以上続くことが特徴です。

精神的な特徴

うつ病の精神的な症状としては主に以下のようなものがあげられます。
・常に不安に感じてしまう
・イライラする
・自分を責めてしまう(自責感)
・緊張状態がつづく
・集中力がなくなる
・悲しい気持ちになる
・「楽しい」と思ってた事も興味がなくなった
・やる気が出なくなる
・テレビや音楽に触れても面白いと思えない

身体的な特徴

次に、身体的な症状としては主に以下のようなものがあげられます。
・うまく眠れない
・寝すぎてしまう
・体重の増減が激しい
・生理不順
・頭痛
・胃が痛む
・めまい
・動悸
・食欲がない
・食べ過ぎてしまう
・身体がだるい
・便秘
より多く当てはまった保育士は注意が必要です。うつは単にやる気がないだけ、と捉われがちですが、うつ病は立派な病気です。本人が自覚することに加え、周囲の理解も必要な病気です。

保育士にうつ病が多い理由

主にストレスが原因で発症することが多いうつ病ですが、保育士がうつ病にかかりやすいと言われている理由はいくつかあります。

理由1 女性の職場特有の働きづらさ

保育士は圧倒的に女性が多く、その結果女性の職場ということになります。女性ばかりの職場では、派閥が存在したり特有の人間関係があったりとストレスの原因が多くあるも事実です。女性ばかりの職場を働きづらいと感じる保育士も多く、その感情が積み重なり心身ともに疲れてしまうのです。

理由2 人間関係によるストレス

前述した女性同士の人間関係に加え、保育士や子どもたちと毎日接し、さらには保護者との人間関係もとても重要となります。人と接する機会が増えると気付かぬうちにストレスが溜まっていることもあります。また、モンスターペアレントと呼ばれるクレーマーのような保護者の対応をする保育士はさらにストレスが溜まり、うつ病になってしまうこともあります。

理由3 仕事の難しさによるストレス

仕事の難しさによるストレスも、保育士がうつ病にかかりやすい理由の一つです。保育士の仕事は、一人の保育士がたくさんの園児の保育を行います。自分の子どもを一人育てるだけでも精神的なストレスは大きいものですが、性格や生活環境が異なる園児たちを複数一度に保育するということは、経験したことがない人にとっては想像を絶するタフさが求められる仕事なのです。

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うつ病かも?と思ったときに対処すること

うつ病は、脳内の神経物質が減少し伝達がうまくいかなくなることで起こる病気なので、保育士の皆さんが努力をしたり時間が経てば治ったりするというものではありません。必ずうつ病には治療が必要なので、眠れない、気分が上がらないといった症状が続く場合は対処する方法を見つける必要があります。

休息を取る

うつ病は治療せず放置したままにしていると、徐々に症状が悪化し重症化してしまうことがあります。症状がいつまでも改善しないときは、休息することを考える必要があります。 真面目で責任感が強い保育士さんは、年度の途中で休むことに強い罪悪感をもつ方もいるかもしれませんが、子ども達の先生の変わりはいても自分の人生の変わりは誰もできません。まずは、自分が元気になることを最優先に考えましょう。どの程度休むかは症状の程度によって決めなければいけないので、まずは医師と相談しながら職場の上司に現状を伝えます。少し労力が要りますが、病気を理由に職場を退職する必要はないので、退職等の言葉は伝えないようにします。まずは医師の診断書と必要なお休みの申請をおこないましょう。「仕事を休むこと」は何も悪いことではありません。必要なことであり労働者の権利でもあるので、まずは休むことが必要であることを自分でもきちんと理解することが大切です。

働き方を見直す

責任感の強い保育士さんなら、結局、少しだけ休んでまた頑張ってしまい再発するということも多いです。うつ病や体調不良を繰り返す場合は、常勤という形にとらわれず、非常勤やしばらくアルバイトという形に変更してもらうことを考えてもよいでしょう。
 それでも症状が良くならない場合や仕事が辛いという場合は、退職や転職することを考えましょう。転職しても罪悪感を持ったり働けないことに焦ったりする必要はありません。うつ病を治すためには、きちんと治療を受けて自分のペースで少しずつ回復させていくことが大切なのです。保育園以外にも、保育士を生かして働ける職場はたくさんあります。最初はなるべくストレスが少ない場所で復帰を考えるのも方法の一つです。

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まとめ

うつ病は、誰でもかかる可能性がある病気です。忙しい保育士の方も、時には自分のメンタル面に関心をもって、ストレスチェックをしてみましょう。また、うつ病かも知れないと思ったら、できるだけ早く周囲に相談をしてまずはお休みをすることが大切です。焦らず治療に専念することが、回復するために大切なポイントです。

相談しても解決できず辛い気持ちが続くと思ったら、転職して職場環境を考えてみても良いでしょう。

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